日中韓自由貿易協定(FTA)

2016年01月15日

経済産業省(外務省も)が東京で1月18日から19日の間、日中韓FTA第9回交渉会合が開催されると発表されました。
経済産業省 日中韓FTA

2013年3月から始めてもうすぐで3年ほどになりますね。
TPPと同じく抽象的な文書で、具体的な状況が全くわかりません。

FTAとは何かを説明しましょう。

下のリンクにも書いてありますが、簡単に言うと2カ国以上で結ぶ自由貿易協定です。
経済産業省 TPP、EPA、FTA・・・何が違う?

基本的には関税について交渉を行うわけですね。
まあどこの国も自国の利益を優先ですので交渉というより経済戦争と考えていいでしょう。

さて今回話し合われると思われる内容ですが、
「物品貿易、サービス貿易、投資等の分野についての議論」と
なって書いてありますね。

私が懸念するのはサービス貿易と投資の分野ですね。

たとえば「外資規制の撤廃」など懸念の多い項目が入っているのなら問題ですし、中韓の短期労働者の数を増やすなどの項目があるのならば致命的でしょう。
そもそも基本的に内容がわからないので何を決めるのか不安です。
TPPの批准を目指す日本政府ですから、
同時期に日中韓FTAの批准もするのかなと勘ぐってしまいます。

そもそも自由貿易協定は必要なのか疑問です。


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